＜来歴等＞ ・２００７年春に協栄産業さんからセレストロン純正三脚と共に新品購入したものです。本体が８万円程度だったと記憶しています。 ・当初、導入精度が悪かったり(のちに水平だしで解決)、ニッケル水素電池では電源不安定だったり(のちにＡＣアダプタで解決)で、１０回くらい庭先で動かして使えるようになった段階で飽きてしまい(^^; 本格的に観望に使うことはなく、ここ数年は全く使っておりませんでした。 ・この度、機材整理のため出品するものです。 ＜状態＞ すべて正常に動作し、欠陥はありません。 １．鏡筒 ・光学系にカビ・クモリはありません。 ・補正板前面にチリがあります。実は、一度もクリーナー等で拭いたことがありません。 ・補正板後面にホコリが付いています。写真参照くださいませ。 ・外筒に多少のヨゴレあります。 ２．架台 ・コントローラの下部の、架台の収納部の下辺にある係合突起に嵌る孔の周囲が、多少緩くなっています。このコントローラは、架台収納部にキッチリ嵌めると外れなくなますので、ご注意ください。 ・マジックで購入日を書いてます。 ＜使用感など＞ １．鏡筒 ・１０ｃｍマクストフですが、温度順応の気遣いをしなくても、ディフラクションリングがキレイに見え、常に安定しています。取り外して鏡筒だけ欲しいくらいです。木星など見ると、感覚的に、ペンタＳＤＨＦ７５相当の像が見えると思います。 ・対物キャップが鏡筒を下向きにするとすぐに外れます。ゴムシートを貼ってますが、あまり改善しませんでした。 ・ドットファインダーは、樹脂製でちゃちいですが、しっかり用は足してくれます。ＯＦＦにするのを忘れて、次回使うときに、あ、ということがありました。 ２．架台 ・まずは安定した電源確保に試行錯誤しました。アルカリ乾電池が推奨されていますが貧乏性で使ったことはなく、しかしニッケル水差電池では電圧不足で、電源投入後２０分もすると動作が不安定になりダウンします。 ・続いて、１２Ｖのシガーアダプタを自作しましたが、ヒューズがしょっちゅう切れて使い物になりませんでした。その後、協栄さん扱いのＡＣアダプタを買ってまともに電源供給できるようになりました。 ・２０１５年の米国出張時にセレストロン純正のシガーＤＣアダプタを新品購入し、これで通電して使えることを確認しています。 ・当初は、もっとも高精度の３つの星のアライメントでも、まるで対象物を導入してくれませんでした。マニュアルには一切書かれていませんが、本体の水平出しが必須です。三脚上部の平面部に安物の水準器を置いて水平だしをすると、２５ｍｍプローセルで大体視野に入るようになりました。 ・問題は、電源アダプタのソケットに止めがなく、なんかの拍子にコードが引っ張られて、架台側の差込口からソケットが抜けることがあります。こうなるとアライメントからやり直しです。これは効きます＿