鼎の鶏尊を模した南陽翡翠(独山 玉)製の“鶏尊”です。 1997/8月の襄樊・南陽旅行の時に「南陽市玉器厰」で購入し、そのまま自宅に保管してあったものです。 中国河南省南陽市(後漢/光武帝、 劉秀の出身地)近郊の独立した小山から産出される玉石で、翡翠に似た色合いと石質から、“南陽翡翠”又は“独山玉”と呼ばれている。「南陽市玉器厰」では、この独山玉製の工芸品が数多く作られ、販売されていました。庭には1mもある巨大なカット前の原石がゴロゴロし、工場では数十人の職人が加工や研磨作業をしていました。 ・サイズ 　　横幅21.5㎝×高さ24㎝ ・木製台座付き、保存箱付きです ・ヒビ、欠け、割れはありません 　。価格高いですけど、精・美品 　です。 ・尊の内部奥深くまでくり貫かれ 　、緻密な作業に驚嘆します。 注;“玉(ぎょく)”について 　玉は硬玉(翡翠等)と軟玉(和田玉 　等)の2種類があり、翡翠は硬玉 　に分類され、美しい光沢がある 　薄緑色、白、ピンク、ベ―ジユ 　色をした玉です。玉は主に中国 　西域や東南アジアで産出されま 　す。 　古代より神秘的で、神や霊魂が 　宿り、邪悪を除いて幸運、生長 　、再生の力があると信じられ、 　ルビーやサファイア等の宝石よ 　りも珍重されてきました。中国 　ドラマに出てくる宮廷内の飾り 　物や女官達の腕輪などを見れば 　、古代より現在まで珍重されて 　きた事が伺えます。 #鶏尊 #翡翠 #南陽独山玉 #中国工芸品